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Newton (ニュートン) 2020年 01月号 [雑誌]
ニュートンプレスニュートン 発売日:2019年11月26日 予約締切日:2019年10月31日 A4変 07047 JAN:4910070470107 高校の数学では,中学では学ばなかった,奇妙な数が登場します。
それが「虚数」です。
虚数の何が奇妙なのでしょうか? 虚数とは,「2乗するとマイナスになる数」のことです。
プラスの数の2乗(プラス×プラス)はプラスです。
マイナスの数の2乗(マイナス×マイナス)もプラスです。
つまり,プラスの数もマイナスの数も,2乗すれば必ずプラスの数になるのです。
ゼロを2乗してもゼロですから,マイナスにはなりません。
したがって,「2乗するとマイナスになる数」など,どこにも見当たらないように思えます。
これほど奇妙な数であるにもかかわらず,なぜ高校では虚数を教わるのでしょうか。
それは,数学において,虚数がきわめて重要な役割を果たしているからです。
実は,虚数がなければ,数の世界は不完全なままになってしまうのです。
ミクロの世界を解き明かす「量子力学」においても,虚数はなくてはならない存在です。
虚数がなければ,電子1個のふるまいすら,正しく知ることができないのです。
実用化に向けた研究が急速に進んでいる「量子コンピューター」も,虚数がなければ生まれなかったといってよいでしょう。
1月号のNewton Specialでは,虚数の奇妙さと,その重要性を,やさしく解説します。
雑誌 専門誌 自然科学
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